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リユース・リサイクルショップの近年の動向 | 古物商専門チャンネル

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リユース・リサイクルショップの近年の動向

リユース・リサイクルショップの近年の動向

今回は、近年のリユース・リサイクルショップの動向について調査してみました。

中小規模のリユース・リサイクルショップには厳しい状況が続いています

メルカリ、ヤフオクなどのサービスの知名度が向上

実店舗を持つオフラインのリユース・リサイクルショップと比べて、全国どこからでもリユース品を売買できるオンラインのサービスは利便性の面で非常に有利と言えます。

特に実店舗の少ない地方ではオンラインでの売買しか選択肢がなく、オンラインでの売買を仲介するサービス業者もそれを見越して地域を絞ってテレビCMを流す対応をしています。

リユース・リサイクルショップの買い取りよりも、
フリマアプリで販売した方が高く売れる

不用品を売る目的として、「捨てるのはもったいない」という声に次いで多いのが、「お金が儲かるから」というのがあります。*1

在庫リスクを抱えないといけないリサイクルショップと違い、売り手と買い手を直接結ぶCtoCのサービスは在庫リスクがない分、価格に差が出ます。

大手リユース・リサイクルショップの出店数の増加

地方に標準を定めた幹線道路沿いの大型店が増加しています。

ショッピングモールに買取専門の窓口をオープンしたり、宅配買取の導入するなど、仕入れルートの確保にも余念がありません。

反面、明るい未来を期待できそうな話題もあります

市場規模の拡大

リユース・リサイクル市場の市場規模は1兆6千億円以上と推定されており、年々拡大傾向にあります。

そのうちインターネットを通じた購入が約67%を占めるものと推定されています。

20代を中心にリユース品に対する抵抗感の減少

中古品を購入することに対する抵抗感について、「抵抗がない(あまりない + 全くない)」の合計が31.9%なのに対し、「抵抗がある(とてもある + 少しある)」が46.3%と、「抵抗がある」が14.4ポイント上回っていました。

しかし、年代別で見ると、「抵抗がない」と回答した60代が26.3%で最も低く、20代は41.3%と最も高く、年代が下がるにつれて徐々に割合が上昇していくことがわかりました。

若い世代のほうが、中古品の購入について「抵抗がない」と感じているようです。

まだまだ勝算はありそうです

以上を踏まえ、店舗での買取・販売にも強みと言える部分は多く、勝算はありそうです。

最後に、中小規模の店舗でもリユース・リサイクル業界で生き抜くポイントを洗い出しました。

一つ一つのことでフリマサービスや大手企業に勝つ必要はありませんが、強みとできる部分を訴求することで、トータルで見て「より良い」印象を与えることは可能だと思います。

買取対応のマニュアル化など、コミュニケーションの円滑化

オンラインでの個人間の売買では、売り手の人がコミュニケーションを煩わしいと感じる人も多いです。

店舗で円滑にコミュニケーションがとれるように接客マニュアルを見直したり、ヒアリングシートを用意することで、オンラインの売買よりも店舗の方がスムーズに事を進められるようになれば、店舗の方が良いと考える人は多く出てきそうです。

出張買取・宅配買取など、店舗に出向かなくても買取を行える仕組みの構築・強化

上記と同様に、個人間の売買において、商品の梱包・発送を負担に感じる人も多いです。

大きな商品になってくると、宅配業者が受け付けてくれなかったり、送料が高価になりすぎるため、負担は更に大きくなります。

そのため、出張買取や店舗から発送用の梱包資材を送るタイプの宅配買取サービスは今後も継続してニーズがありそうです。

ターゲットを絞り、専門知識を持ち、適正価格での買い取り・販売

先述のとおり、店舗での買取よりも、個人で売買した方が高く売れることが広く認知されてきています。

そのため、マニュアル通りに買取価格をするだけではなく、フリマサービスなどで実際に売買されている価格を踏まえ、買取価格をアップするなど対応が必要になってきます。

大手の買取でよくある「一箱いくら」のような価格決定ではなく、一点一点誠実に価格を決定する姿勢は、売り手に良い印象を与えます。

在庫リスクなどがありますから、個人間での売買価格と同じようにはいかないとは思いますが、売り手の「買い叩かれてる」印象を軽減させる効果は期待できそうです。

即現金化できる強みを訴求

売り手にお金が入るまでにどうしてもタイムラグが発生します。

店舗での買取の場合、査定に多少時間はかかるものの、通常は当日のうちに現金化できる点が強みとしてあります。

その点を強く訴求することで、「すぐに現金が欲しい」層を取り込むことが可能になります。

さいごに

【古物営業法の解説 第一条・第二条】古物商を取った後に知っておきたい法律や規制

いかがでしたでしょうか?

これからも、いろいろな角度から「中小規模のリユース・リサイクルショップでも戦える立ち回り方」を紹介していければと考えております。

業界の発展と皆様のご活躍の助けになりましたら幸いです。

参考記事
*1 『20代は中古品の購入に抵抗が少なく、
売買頻度とフリマアプリ利用が他世代より多い結果に』中古品(リユース品)
の売買に関する調査 ‑ 楽天リサーチ
https://research.rakuten.co.jp/report/20170824/

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